国際インターンシップ 2018
2018年度の国際インターンシップは8月から9月にかけて実施され、3回生の学生19人が海外4ヶ所と国内9ヶ所に派遣され大変有意義な経験をしました。ご協力くださった企業の皆様に、国際コース一同、心より感謝申し上げます。
今回のインターンシップの情報は、International Internship in 2018の英語版ウェブサイトでもご紹介しています。
学生氏名 江端 哲矢
場所 ベトナム共和国、ホーチミン市
期間 9月3日~9月14日
私はこのインターンシップで、海外での土木工事の管理者は品質・安全性・予算・工期を管理するのが重要な仕事であることを学びました。高速道路建設のような大規模な工事には多くの工程が含まれており、それぞれの工程においてどのように機材を使うか、人員をどのように配備するかなど多くのことを計画・管理する必要があるので、多くの責任が伴う重大な仕事であることを学習できました。 |
学生氏名 太田 裕一郎
場所 ラオス共和国、ボーリカムサイ県
期間 9月1日~9月14日
今回のインターンシップでは普段学べないような事を多く学ぶことができました。土木工事現場のマネジメント方法だけでなく海外だからこそおこる問題や喜びなど将来の進路を深く考える機会と一助となりました。この度の研修に関わっていただいた方々に感謝いたします。 |
学生氏名 高見 健斗
場所 ベトナム共和国、ハイフォン市
期間 9月13日~9月24日
このプロジェクトは防波堤と防砂堤の建設により、ラックフエン港の保護を目的としています。インターンシップ中は、講義や研究室での実験、現場の見学などを体験しました。特に印象に残っているのは、安全管理についてです。安全パトロールを行うことで無事故を達成していることに驚きました。このインターンシップを通じて、将来の進路について考えることができてよかったです。 |
学生氏名 中野 丹莉
場所 ベトナム共和国、ハイフォン市
期間 8月31日~9月14日
今回のインターンシップでは、日本とは環境の異なる海外で働くということがどういうことなのかを経験を通じて学ぶことができました。現場見学は私にとって初めてで新しい経験ばかりでした。現地スタッフの方々との交流を通し、現場でのコミュニケーションの重要性を強く実感しました。 |
学生氏名 堀内 康平
場所 ベトナム共和国、ホーチミン市
期間 8月12日~8月24日
橋梁設計の講義では、橋を造る具体的な方法や、風の影響、施工時のトラブルなど様々な要素を、実体験をもとに聞くことが出来て、橋梁への興味が高まった。日本人・ベトナム人双方のスタッフとの交流を通じて、自身の就こうと思っていた職業がどのようなものか、またやりがいや楽しい点・つらい点を知ることが出来た。 |
学生氏名 梁 澤亜
場所 ベトナム共和国、ホーチミン市
期間 9月3日~9月14日
今回のインターンシップで、建設には表側と裏側があることを知りました。
表側とは、建設現場での具体的な作業です。
しかし、とりわけ印象的だったのは裏側でした。現場で働く方が常に意識されているのは『安全』『品質』『工期』『費用』でした。実務においては一つも欠かすことができません。これはインターンシップで現場を見学させて頂いたことで学ぶことができました。
学生氏名 コチャ・スレイマン・ダニエル(KOCA, Suleyman Danyel)-トルコ出身
場所 兵庫県西宮市
期間 9月3日~9月18日
このインターンシップでは日本やキリバスの学生と共にドラム型遠心分離機による実験を行いました。護岸モデルを作り、地震のシミュレーションを行う振動台を使い、50Gの条件下での様々な対策の効果を測定しました。
勤務場所は研究室に近いものでしたが、計り知れないほどの体験をすることができました。素晴らしい人たちと出会え、楽しい時間を過ごしました。監督と一緒に働くことに加え、毎日一緒にお弁当を食べ、甲子園球場で阪神タイガースの試合を観戦しました。なので私はタイガースファンです。Go、タイガース!
学生氏名 マーティネズ・イサベラ・ガラロサ(Martinez, Isabella Galarosa)ーフィリピン出身
場所 大阪府松原市
期間 8月27日~9月7日
国際インターンシップは私が国際コースに入学した時から楽しみにしていたものでした。教室や研究室で学んだことが応用されているのが確かめられる場所であると認識していましたが、まさにその通りでした。インターンシップでは、トンネルが開削工法により建設される様子を観察することができました。加えて、日本ではどのように建設計画が管理されているかを体験しました。幸運だったのは、実地体験が豊富で、彼らの活動について根気よく説明してくれた監督者に恵まれたことです。このような機会に感謝するとともに、将来、こうした機会があることを願っています。
学生氏名 サハラブ・ジヤド・ナビル・エルサイド・モハメド(SAHLAB, Ziad Nabil Elsayed Mohamed)-エジプト出身
場所 高知県高知市
期間 8月20日~8月31日
インターンシップは、土木工学分野における大学で学んでいる概念と現実世界での応用を結びつける素晴らしい方法でした。建設現場での体験は非常に洞察に富んだものでした。土木工学の分野でそして日本で働くことへの導きとなるものでした。インターンシップで私が一緒に働いたチームはとても親切で、土木分野の多くの新技術について学ぶことを助けてくれ、また高知での滞在の素晴らしい時間を与えてくれました。
学生氏名 プラディプタ・ニシタ(PRADIPTA, Nisita)-インドネシア出身
場所 富山県、東京都
期間 9月3日~9月14日
このインターンシップ・プログラムによって、日本での建設コンサルタント企業の多面的な性質を内側から見ることができ、職場環境を体験する価値ある機会となりました。たくさんのプロジェクトについて学び、有意義な洞察と土木工学のキャリアに関するアドバイスを得ました。インターンを行った企業の理念である「価値あるものを作り、地域に貢献し、環境を守り、同時に利益を作り出すことのバランスである」に共感しました。単に仕事を探すだけではなく、意義ある方法により影響を与えるような仕事を探したいと思いました。
学生氏名 アブデルハリム・ジヤド・アフメド・ファシ・モハメド(ABDELHALIM, Ziad Ahmed Fathy Mohamed)-エジプト出身
場所 兵庫県神戸市
期間 9月3日~9月15日
2週間のインターンシップは、ビーム型遠心分離機を用いた実験からなっていました。遠心分離機を用いた縮小モデルのテストによる基礎知識を与えてくれました。 地震により誘発された液状化が発生した際、矢板の挿入が岸壁の変位量に与える影響を調べるというものでした。 最初の画像は縮小モデルにセンサーを入れているものです。 2枚目の画像は遠心分離機にしっかり設置された実物大モデルの写真です。 |
学生氏名 齐佳(QI, Jia)-中国出身
場所 東京都
私は2週間にわたり大林組のインターンシップに参加し、大林組が進めている東京外かく環状道路シールドトンネル建設プロジェクトに参加しました。
この2週間で多くのことを学びましたが、下記のようなことでした。
1.セグメント(トンネルの外壁となるブロック)と土壌の写真を撮りましたが、どのようにセグメントを地上から運搬してシールド機によって削った土をどのように処理するかを理解しました。
2.計画している道路の長さを測り、積算を行うためにCADを使用しました。
3.コンクリート製造工場とセグメント製造工場を見学しました。
学生氏名 サクル・モハメド・タリク(SAKR, Homammed Tarek Sayed)ーエジプト出身
場所 京都府宇治市
期間 9月3日~9月14日
学校生活と仕事の場を繋ぐ、目を見張るような体験をすることができました。 日本の職場がどのように実行され、土木技術者として働くペースを経験しました。大学ではこのような実践の場はありませんでしたので、私はこうした機会があればと願っていました。このインターンシップは私の将来のキャリアに関してしっかりとした選択をする助けになることでしょう。 |
学生氏名 丁文茜(DING, Wenqian)ー中国出身
場所 京都府
期間 9月3日~9月14日
インターンシップは、大学の中で理論的な知識を学ぶのではなく、実際の建設プロジェクトの中で学ぶ貴重な機会を提供してくれました。また、経験豊富な技術者の方々と関わり学ぶ機会を与えてくれました。同時に、将来のキャリアにおいてできることや未来への道のりで選択する道しるべとなってくれる認識を持つことができました。
学生氏名 元清(XING, Shuyu)ー中国出身
場所 福井県敦賀市
期間 9月18日~9月28日
今回の北陸新幹線、深山トンネルでのインターンシップでは、私は工事現場(特に場所打ち杭)に品質管理や安全管理について色々勉強になりました。そして、測量や生コンクリートの試験方法も習いました。インターンシップを通じて、授業で習った知識をどのように応用されたのを理解できました。今回は私の将来の研究やキャリア選択などにとって、とても貴重で有意義な経験でした。
学生氏名 杨智博(YANG, Zhibo)ー中国出身
場所 大阪府守口市
期間 9月3日~9月14日
インターンシップを通じて、水準器や測角儀などをどのように計測機器を建設現場で使い、機材を受け入れるかについて学びました。 建設現場では、清水建設のスタッフはこの建設の目的、どのように計画を立てるか、どのように日々の安全に工事を終えるかについて話してくれました。 それぞれのリンクの役割について説明してくれました。トンネルのセグメントをどのように組み立てるかを観察することができました。 |
学生氏名 郎帥勛(LANG, Shuaixun)ー中国出身
場所 富山県
期間 9月3日~9月14日
富山の新日本コンサルタントでのインターンシップの旅はおしなべて非常に素晴らしく、意味のあるものでした。インターンシップが始まる前は会社の仕事がどのようなもので、コンサルタント会社と建設会社の違いもわかっていませんでした。2週間の間、土木工学による都市デザインと計画の知識と技術を学び身に着けました。すべてのスタッフは親切で忍耐強く接してくれました。3D-CADやAutoCADによる計画やデザイン、洪水シミュレーション、GIS(地理情報システム)トレーニングやUAV(無人航空機)、などの講義や演習により、計画とデザインにより関心を持つようになり、大学で学んだ知識のみだけでは十分ではないことに気づきました。このような機会を得られたことで、目標に向かってさらに勉強に励みます。
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学生氏名 ドー・クアン トン(DO, Quang Tung )ーベトナム出身
場所 神奈川県厚木市
期間 8月20日~8月31日
インターンシップの中で重要なことは、橋の胸壁建設工事に立ち合いその過程を確かめることを通じて施工者と依頼主の関係を理解することでした。建設現場のあらゆる段階で、次の段階に進む前に綿密な点検が行われていました。 インターンシップを通じて、技術者としてのみならず建設現場の作業者としての知識を得ることができました。技術者は方針と計画を示し建設作業者はその業務を実施します。多くの場合、作業者は質を保ちながら建設のスピードを上げるノウハウを持っていました。あらゆる人から学ぶことは、よりよい知識を得る上では欠かせないことです。 |