国際インターンシップ 2013
国際コースでは、3年次の夏に、日本人学生は海外で、外国人留学生は日本において、土木関連企業・団体の現場でインターンシップに参加する機会があります。
今年の夏は、海外6か国合計7か所、日本国内3か所にて実施され、国際コースから13名の学生が参加しました。 学生達のインターンシップにご協力くださった皆様に、厚く御礼申し上げます。
- 今回のインターンシップの画像は、国際コース(英語版)のウェブサイトでもご紹介しています。
場所 | 神奈川県横須賀市 |
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プロジェクト名 | アメリカ合衆国海軍横須賀基地における包括工事プロジェクト |
期間 | 2013年8月26日~9月6日 |
学生氏名 | リチャード・マコハ・ワンジャラ ーケニア出身 |
多くのエンジニアの方々と現場でやり取りし、実地の体験ができるインターンシップは、土木エンジニアとしての自分の将来に向けて、しっかりと目を見開かせてもらえるような経験でした。日頃受ける授業が意義あるものだと実感できるので、このような学部での活動は、今後も是非実施されるべきだと思います。 |
場所 | 大阪府箕面市 |
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プロジェクト名 | 新名神高速道路東部トンネル建設プロジェクト |
期間 | 2013年9月2日~13日 |
学生氏名 | 王 子然 (ワン・ズレン) ー中国出身 |
インターンシップは素晴らしい体験でした。現場の見事な調整と先端技術や最新の機器に感動しました。授業で得た知識が将来のキャリアで活かされることを実感し、より一生懸命学ぶことへの動機づけになりました。また、現場では、自分の将来について決断を下す際に真剣に考慮に入れるべき貴重なアドバイスをスタッフやエンジニアの方々から頂きました。 | |
学生氏名 | マイケル・キナマ・ビティ -ケニア出身 |
トンネル工事の現場作業に参加することが出来た今回のインターンシップは、本当に素晴らしかったです。トンネル工事期間にスムーズな流れでの作業を行うための様々な設備や、技術、品質確保や安全対策などを学ぶ貴重な機会に恵まれました。また、日本の企業の一員として、規律を守り労働倫理を学んだことも、大変意義のあることでした。更には、今回のインターンシップ参加で、日本語によるコミュニケーション能力を飛躍的に伸ばすことができました。現場での経験とは別に、エンジニアの方のご厚意で、ご実家のある福知山を訪問し、日本文化についても多くを学びました。 |
場所 | 愛媛県大洲市鹿野川 |
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プロジェクト名 | 鹿野川ダムトンネル洪水吐新設プロジェクト |
期間 | 2013年9月16日~27日 |
学生氏名 | 金 大倫 (キム・デユン) -韓国出身 |
インターンシップに参加する前は、現場では日本語のみで会話しなければならないため、かなりストレスを感じ不安でした。しかし、実際には現場で尋ねられたり話しかけられたりする日本語を全く問題なく理解することが出来ました。今回のインターンシップでは、得るものが多かったです。大学で学ぶことの応用は重要なことだと感じましたが、大学では、土木工学の基礎的な概念を学んでいるので、実際の仕事をするには、もっと勉強し、経験を積まなければなりません。インターンシップを通し、どのように建設現場で作業をしているか、また自分がこのような仕事に関し何が必要なのかを知りました。 |
場所 | フィリピン マニラ |
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プロジェクト名 | フィリピン農地改革基盤整備支援プロジェクト |
期間 | 2013年9月8日~21日 |
学生氏名 | 山本 萌美 |
実務を通して、大学での勉強が実際のプロジェクトに結びついているということを知り、さらに、大学では教わらないような実践的なプロジェクトの流れを体感することができ、とても貴重な経験でした。また、文化の異なる海外での実務経験により、以前より幅広い知見を得ることができ、現地スタッフとのコミュニケーションスキルも磨くことができました。 |
場所 | ブルネイ王国 バンダール・スリブガワン |
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プロジェクト名 | バブラジャ インターセクション建設プロジェクト |
期間 | 2013年8月26日~9月6日 |
学生氏名 | 後藤 大地 |
ブルネイは豊富な資源を持つオイル大国であり、手厚い社会福祉に対し税負担は軽く、国民の労働者の6割は公務員という東南アジアでは特殊な情勢です。ブルネイ人は基本的に肉体労働をしないので、工事現場での作業員はインドネシアやバングラディシュなどからの出稼ぎなので、様々な国の人と話が出来て刺激を受けました。 |
場所 | ベトナム ハノイ |
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プロジェクト名 | ハノイ都市鉄道システム2号線建設プロジェクト |
期間 | 2013年8月23日~9月10日 |
学生氏名 | 長坂 豪士 |
今回、ハノイのコンサルティング会社で、国際コース初のインターンシップ生として研修させていただきました。プロジェクトとしては、ハノイ市における鉄道事業、LINE2の建設というものでした。建設現場におけるコンサルタント業務すら最初はよくわからないという状態でしたが、どの社員の方も丁寧に説明してくださり、海外で働くのがどういうことなのか漠然としていたものがかなり透明になったように思います。今回は入札の段階ということもあったので、2,3年後、実際に工事が始まった時にぜひまた見学に行きたいと強く思いました。 | |
プロジェクト名 | ベトナム国道省道橋梁改修プロジェクト |
期間 | 2013年8月22日~9月10日 |
学生氏名 | 河野 傑史 |
インターンシップ中の主な活動は、ODA事業に関する建設コンサルタントの関わり方についての仕組みについて講義を受けたり、現場見学に参加したりすることでした。今までこうした内容についてほとんど興味がありませんでしたが、これを機に興味を持つことができました。このインターンシップは非常に有意義なものであったと思います。 |
場所 | ベトナム ホーチミン市 |
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プロジェクト名 | ホーチミン~ゾーザイ高速道路施工監理プロジェクト |
期間 | 2013年9月9日~20日 |
学生氏名 | 河邉 大剛 |
インターンの2週間は短かったですが得たものは非常に大きかったです。 大学で学んでいる専門分野がそのまま実際の工事現場で実践されており、より深い知識を得ることが出来ました。また日本人が土木エンジニアとして海外で働くことの魅力、および実態は想像以上のものであり自分の将来を考えるうえで有意義なインターンシップでした。 |
場所 | |
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プロジェクト名 | ラオス国道9号線改修事業 |
期間 | 2013年8月26日~9月7日 |
学生氏名 | 三島 康二 |
とても貴重な体験でした。大学で学んでいることが実際に現場で活かされていることや社員の方の働き方、特にコミュニケーションの取り方というのが新鮮で、「伝える」ことの大切さを改めて感じました。少し特殊な環境ではあるものの、将来に会社でどのように働くかというのが見えた気がしました。 |
場所 | インドネシア ジャカルタ |
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プロジェクト名 | タンジュンプリオク港 緊急リハビリ工事 |
期間 | 2013年8月26日~9月6日 |
学生氏名 | 光吉 泰生 |
インドネシアの港湾工事の現場で活躍される日本企業の方々と寝食をともにしながら、その仕事の一部を体験させていただきました。現場での作業、現地のエンジニア達との交流、海外経験豊富な方々の話などを通して、将来"civil engineer"として世界を舞台に働くという自分の夢への明確なイメージをつかむことができました。 |
場所 | トルコ イスタンブール |
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プロジェクト名 | ボスポラス海峡鉄道トンネル建設プロジェクト |
期間 | 2013年9月4日~20日 |
学生氏名 | 清水 裕真 |
海外で行われている建設現場の具体的なイメージを掴みたいと考え、このインターンシップに参加しました。実習は二週間半という短い期間でしたが、出来上がったトンネルを見学しながら工法についての説明をして頂いたり、コンクリート打ち付けの現場をすぐ近くで見せて頂いたりと、とても有意義なインターンシップとなりました。自分の目で見てその場の空気に触れることができ、大変貴重な機会を得られたと思います。 | |
学生氏名 | 倉崎 龍 |
ボスポラス海峡横断鉄道トンネル建設のプロジェクトに関わり、海底60mで建設現場の様子を肌で感じ、トルコ人エンジニアやワーカーと熱く議論を交わしたことで、インフラ整備の分野において海外で働きたいという気持ちが強まりました。 |