国際インターンシップ2023
2023年8月から9月にかけて、国際コースの3回生7名が日本国内6ヶ所に派遣され、インターンシップ生として貴重な経験を積みました。参加した学生は日本の働く現場に飛び込み、新しい経験を満喫していました。彼らを温かく受け入れご指導をいただきました企業の皆様に、国際コース一同より厚く御礼申し上げます
ルマル アディカーリ スリランカ出身
場所: 三重県 いなべ市
プロジェクト名: PC (Prestressed Concrete) Superstructure Work for Bridges of Tokai Kanjō Expressway
Period : 2023年9月18日~9月29日
三井住友建設株式会社での2週間のインターンシップでは、測量、床版・側壁・足場・桁工事、橋桁へのPCケーブル設置などに積極的に参加しました。霧ヶ滝・大同川橋梁と能登川工場を訪問し、PC材料の製造工程を学びました。社員の皆様のご支援とご指導に大変感謝しております。私のキャリアにおけるこの貴重なマイルストーンを与えてくださった三井住友建設株式会社に感謝いたします。
社会の生活の質に貢献する重要な建設工事を終えたとき、いかに心からの誇りと喜びを得るか理解できました。これまでに培った知識と技術を活かして、土木技術者として将来活躍していきたいと思っています。
ツァイ ボユアン 中国出身
場所: 枚方市
プロジェクト名: 新名神高速道路 枚方トンネル
期間 : 2023年9月13日~9月27日
このようなインターンシップの機会を与えてくれた清水建設と京都大学にとても感謝しています。 私は、新名神高速道路の枚方トンネルと高槻トンネル、神戸雨水排水トンネルを見学しました。 TBM工法とNATM工法という2つのトンネル掘削方法について詳しく学ぶことができました。 このインターンシップを通して、私は建設会社について深く理解し、将来のプランについてより多くのアイデアを得ることができました。
ジョ フィチョル 韓国出身
場所: 富山県 東京都
プロジェクト名: NiXでのインターンシップ
期間: 2023年8月28日~9月8日
大学では数学的・専門的な理論を学びますが、今回のインターンシップでは、違う分野における土木コンサルタントへの現実的な需要をみることができました。日々何気なく目にするインフラ設備も、政府や自治体の要求にそって、エンジニアやコンサルタントが案を出し慎重に計画したものであることを知りました。
インターンシップ中に言葉の壁を感じることが何度かありました。早めにわかっていれば、翻訳アプリなどを準備できたかもしれません。それでも、NiXの皆様は歓迎してくださり、楽しんで働くことができました。忘れられない良い経験となりました。
サトリア ムハンマド リドワン インドネシア出身
場所: 富山県 東京都
プロジェクト名: NiXでのインターンシップ
期間: 2023年8月28日~9月8日
今回のインターンシップは素晴らしい学びの経験であり、かつ楽しいものでした。土木技術とコンサルタントの仕事を現場で学ぶことができました。
都市計画や道路整備の技術を理解することから、橋や環境保全の探求まで、毎日が新しい冒険でした。この冒険で、エンジニアリング、サステナビリティ、イノベーションについて多くを学びました。
社会で働く上でも、個人としても学びと成長の得られる大変貴重な機会で、とても充実していました。
ラッカナ エーカナーヤカ スリランカ出身
場所: 兵庫県 大阪府 東京都
プロジェクト名: 東洋建設株式会社でのインターンシップ
期間: 2023年9月4日~9月15日
これは私にとって初めてのインターンシップであり、全体的な印象は非常にポジティブです。土木工学の専門分野についてさまざまな側面から学ぶ機会がありました。そして何よりも、土木会社がどのように運営されているかを理解できました。そして、このような歓迎的でフレンドリーな方々と交流することができて良かったです。丸二週間とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
リュウ ヨクフウ 中国出身
場所: 京都市
プロジェクト名: 京都市鳥羽第三導水きょ
期間: 2023年8月28日~9月1日
土木現場での見学を通じて、シールド工法、ゼネコンの体制、現場管理、建設業者の日常生活に関する知識を勉強しました。充実した一週間を過ごしました。また、大成建設株式会社の社員の皆さんと隔たりがなく、たくさん交流できる雰囲気もとてもいいと思います。
スエヨシ ザッカリヤ アメリカ出身
場所: 大阪府
プロジェクト名: 鹿島建設淀川ボックスカットトンネル工事
期間: 2023年8月24日~9月6日
鹿島建設でのインターンシップは非常によい経験になったと思います。これまで土木工学分野で学んできたことが実際に活用されている環境に身をおく機会を満喫しました。オフィスで複雑な設計案を見た後、すぐその足で建設現場に行き、ボックスカットのトンネル開発を見学するのは、まさに直感的な体験でした。また、設計・施工・補強にどのくらいの労力がかかったかを身をもって知った後で見る、完全に滑らかに仕上げられたコンクリートスラブには言葉で説明できないくらいの満足感がありました。